チーム名	1	2	3	4	5	6	7	計	B	H
藤白台少年野球部	0	0	0	1	2	1	0	4	5	2
ＪＲ南少年野球部	1	0	0	1	0	0	0	2	4	5

2005年 3月13日（日）　吹田市連盟旗争奪少年野球大会　２回戦　西山田中学校

バッテリー：将太郎（５回）、慎（２回）−悠太朗（将太郎１勝０敗） 　安　打　：慎、松っちゃん

＜辛勝＞ 抽選で進んだ２回戦。相手は練習試合で数度対戦しているＪＲ南さん。無駄な点を与えなければ･･･と臨んだ試合。 しかし、前日からこの時期にしては珍しく雪が舞う天候。寒さのせいで、選手達の動きが硬い･･･。 初回、慎が四球で出塁も牽制でタッチアウト。初戦に引き続き、イージーミスが多い。嫌な流れではじまった。 先発は将太郎。新６年として初めての登板。投球練習から球がバラつく。この冬、何かを掴んでくれたような気がしていたのだが･･･。その不安が的中するかのように先頭にストレートの四球。２番打者にもボール先攻。１塁走者盗塁の後、フルカウントからショートへの内野安打。無死二・三塁から３番、４番に連続四球で押し出し、尚も無死満塁。しかし、ここで開き直った将太郎は５番を三球三振。６番、７番をともにピッチャーゴロで何とか１点で凌ぐ。今日のゲーム、この１回の攻防がすべてと言ってもいいかもしれない。 ３回表、８番からの攻撃。慎ちゃん四球、韋駄天松っちゃんの送りバントが内野安打となって無死二・三塁。１番慎の打球はレフトへの浅いフライで一死。２番秀人、スクイズも想定される場面であったが、初球を叩く！？ショートがジャンプしてキャッチ。当たりがよかった為に、三塁走者が飛び出して･･･併殺。秀人には、もう少し自分の役割を考えて欲しかった。１回から完全に立ち直った将太郎は２、３回を三者凡退に退ける。続く４回、二死から相手のエラーで同点。悠太朗の好走塁が光った。しかしその裏、一死からヒットと死球で一死二・三塁。ピッチャーゴロをお手玉。送球も乱れ、またもやリードを許す。尚も、二・三塁のピンチ。しかし、後続を連続三振で追加点を許さない。５回の攻撃、将太郎の粘りが逆転を呼んだのか四球と内野安打で一死二・三塁。３回と同じ場面で、秀人。ここはキッチリスクイズを決め、慎の好走で逆転。しかし、しんどい試合･･･。５回裏、先頭を出すものの相手の走塁ミスのおかけで結果は三者凡退。６回に追加点を入れ、その裏から満を持して慎が登板。２イニングをきっちり討ち取りゲームセット。 はっきり言って相手に助けられた試合。両軍とも拙攻、ミスの連発。スコアは接戦のように見えるけど、その内容は今日の天気と同じぐらい寒かった。初回と４回に相手に少し工夫されていれば負けていてもおかしくなかったんだよ（実際、ＪＲ南さんの監督にお伺いするとサインの見逃しが数度あったらしい）。勝ったものの、これでは先が思いやられる。寒さのせいもあっただろうが、一番寒い思いをしていたのはベンチで懸命に応援してくれた試合に出ていない選手達だと思うよ。今日ミスをした選手は、もう一度試合に出られる喜びを思い出して欲しい。そしてこの反省を次の戦いに活かしてくれ。 　　　　　　　　　『過去から学ばない者は、過去を繰り返す』−映画「マッド・シティー」より−